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ほくろ除去のダウンタイムはどれくらいかかる?施術方法別に詳しく解説

ほくろ除去を考えているけれど、ダウンタイムがどれくらいかかるか、どんなケアが必要か気になる人も多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、施術方法別のダウンタイムの期間や、ダウンタイム中の過ごし方、早くきれいに治すためのケア方法、注意点などを詳しく解説します。

 

ほくろ除去方法別のダウンタイム比較表

方法 特徴 ダウンタイム 施術後の注意点
レーザー治療 比較的ダウンタイムが短い、
傷跡が小さい
1~3ヶ月程度 冷却、保湿、清潔を保つ、
紫外線対策、美白ケア
切開法 大きなほくろや
深いほくろに適している
2週間~数ヶ月程度 患部を清潔に保つ、
紫外線対策
くり抜き法 傷跡が小さく、
ダウンタイムも短め
1~2週間程度 患部を清潔に保つ、
紫外線対策
電気メス 出血が少なく
施術時間が短い
1~2週間程度 患部への刺激を避け、清潔に保つ、
紫外線対策

ほくろ除去のダウンタイムとは?

ほくろ除去のダウンタイムとは、施術後、肌が完全に回復するまでの期間のことです。施術方法によって期間は異なり、数日から数ヶ月かかる場合もあります。ダウンタイム中は、赤み、腫れ、かさぶた、色素沈着などの症状が現れることがあります。

 

ほくろ除去後にテープを貼る場合は、1週間~2週間程度が目安です。

 

ほくろ除去後にテープを貼る期間の目安

治療直後(1〜2日): この時期は傷口がまだ新しく、腫れや赤みが目立つことがあります。痛みや不快感を感じることもありますが、テープを貼っていれば傷口を保護できるため、心配する必要はありません。
治療後1週間程度: テープを貼っていることで、傷口の状態が安定し、炎症が少しずつ引いていきます。傷が乾燥してきた場合、テープは剥がしてもよい場合がありますが、医師の指示に従うことが大切です。
治療後2〜4週間: 傷口が完全に癒えるまでは数週間かかることがあり、ダウンタイムが続くことがあります。傷跡が目立たなくなるには時間がかかる場合があり、この期間中も紫外線対策やテープを使ってのケアが推奨されます。

 

ほくろ除去施術方法別のダウンタイム

ほくろ除去にはいくつかの施術方法があり、それぞれダウンタイムが異なります。主な方法とダウンタイムの目安を以下に詳しく解説します。

 

【レーザー治療】ほくろ除去のダウンタイム

レーザー治療は、ほくろにレーザーを照射して除去する方法です。比較的ダウンタイムが短く、傷跡も小さいのが特徴です。

 

  • ダウンタイム|1~3ヶ月程度
  • 治療直後~1週間|赤みや腫れが見られます。冷却や保湿、清潔を保つケアが必要です。
  • 1週間~1ヶ月|かさぶたができます。無理に剥がさず、保湿と紫外線対策を続けましょう。
  • 1ヶ月~数ヶ月|色素沈着が現れる場合がありますが、徐々に薄くなっていきます。美白ケアも効果が期待できます。

【切開法】ほくろ除去のダウンタイム

切開法は、メスを使ってほくろを切除する方法です。大きなほくろや深いほくろの除去に適しています。

 

  • ダウンタイム|2週間~数ヶ月程度
  • 術後数日~2週間|腫れや痛み、内出血が見られる場合があります。患部を清潔に保ち、医師の指示に従ってケアを行いましょう。
  • 数週間~数ヶ月|赤みや傷跡が目立ちますが、徐々に薄くなっていきます。紫外線対策を徹底し、色素沈着を防ぎましょう。抜糸が必要な場合もあります。

【くり抜き法】ほくろ除去のダウンタイム

くり抜き法は、メスや専用の器具を用いてほくろをくり抜く方法です。

切開法よりも傷跡が小さく、ダウンタイムも短めです。

 

  • ダウンタイム|1~2週間程度
  • 術後数日~1週間|赤みや腫れが見られる場合があります。患部を清潔に保ち、医師の指示に従いましょう。
  • 1週間~数週間|徐々に赤みが引いていきます。紫外線対策を行いましょう。

【電気メス】ほくろ除去のダウンタイム

電気メスを用いてほくろを焼き切る方法です。

出血が少なく、施術時間も短いため、比較的小さなほくろの除去に適しています。

 

  • ダウンタイム|1〜2週間程度 
  • 術後数日〜1週間|赤みや腫れが見られる場合があります。患部への刺激を避け、清潔に保ちましょう。医師の指示に従いましょう。
  • 1週間〜数週間|徐々に赤みがひいていき、かさぶたが取れます。紫外線対策を行いましょう。

 

ほくろ除去ダウンタイム中の過ごし方

ダウンタイム中は、肌が敏感になっているため、以下の点に注意しましょう。

【洗顔・メイク】

施術後、医師の指示に従って洗顔やメイクを再開しましょう。

刺激の少ない洗顔料やクレンジングを使用し、患部をこすらないように優しく洗いましょう。

メイクは、患部への負担を避けるため、施術後数日間は控えるのがおすすめです。

低刺激性の化粧品を使用し、患部を刺激しないようにしましょう。

 

【紫外線対策】

紫外線は色素沈着の原因となるため、ダウンタイム中は特に紫外線対策を徹底しましょう。

日焼け止めクリーム(SPF30以上、PA+++以上)をこまめに塗り直し、帽子や日傘などで日差しを遮るように心がけてください。

 

【保湿】

肌の乾燥は、傷の治りを遅らせる原因になります。

保湿クリームなどで患部をしっかり保湿し、肌のバリア機能を保ちましょう。

セラミドやヒアルロン酸配合の保湿剤がおすすめです。

 

【食事・生活習慣】

バランスの良い食事を摂り、十分な睡眠をとることで、肌の再生を促し、ダウンタイムを短縮することができます。

また、禁煙や飲酒制限も、傷の治りを早めるために効果が期待できます。

ビタミンCやタンパク質を積極的に摂取しましょう。

 

【その他の注意点】

患部を触ったり、こすったりしないようにしましょう。

激しい運動やサウナ、飲酒などは避けましょう。

症状が気になる場合は、自己判断せずに医師に相談しましょう。

 

ほくろ除去後のダウンタイムを短縮するためのケア

ダウンタイムを少しでも短縮し、きれいに治すためには、適切なアフターケアが重要です。

  • 傷跡ケア|医師の指示に従って、抗生物質の軟膏やテープ、ガーゼを使用しましょう。
  • 適切な保湿|保湿クリームなどで患部をしっかり保湿しましょう。
  • 紫外線対策|日焼け止めクリームや帽子、日傘で紫外線から肌を守りましょう。
  • 規則正しい生活|バランスの良い食事、十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。
  • 禁煙|喫煙は傷の治りを遅らせるため、禁煙を心がけましょう。

 

ほくろ除去ダウンタイムのよくある質問

ほくろ除去後のよくある質問・疑問をQ&A形式でまとめました。

Q.ダウンタイムなしのほくろ除去施術はありますか?

A.いいえ、どんな施術方法でも、皮膚に何らかの処方を行うため、ダウンタイムは必ず発生します。施術によってダウンタイムの長さが異なりますので、医師と相談して最適な方法を選びましょう。

 

Q.ほくろ除去後、跡は残りますか?

A.施術方法やほくろの状態、個人の体質によって異なりますが、適切なアフターケアを行うことで、傷跡を最小限に抑えることができます。どうしても気になる場合は、医師に相談してアフターケアの方法を検討しましょう。

 

Q.施術後、いつからメイクできますか?

A.施術方法や医師の指示によって異なりますが、一般的には数日後から可能です。患部に刺激を与えないように、低刺激性の化粧品を使用しましょう。

 

Q.ほくろ除去のダウンタイムを短くする方法はあるのでしょうか?

A.ダウンタイムを完全に無くすことは難しいですが、以下の方法で短縮できる可能性があります。

  • 施術方法の選択|レーザー治療など、ダウンタイムが比較的短い施術方法を選ぶ。
  • アフターケアの徹底|医師の指示に従い、清潔を保ち、患部に負担をかけないよう注意する。
  • 生活習慣の改善|喫煙や飲酒は傷の治りを遅らせるため、控える。十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がける。

ただし、個人の体質やほくろの状態によって、効果は異なります。

 

Q.ほくろ除去後、患部がかゆくなるのはなぜですか?

A.患部がかゆくなるのは、皮膚が再生される過程で起こる一般的な症状です。傷口が乾いたり、新しい皮膚が生まれ変わろうとしているサインです。

  • 対処法:
    • かゆみを感じても、患部を掻かないように注意する。
    • 冷湿布などで患部を冷やす。
    • 医師に相談し、処方された薬を塗る。

もし、かゆみがひどい場合は、医師にご相談ください。

ほくろ除去のダウンタイムはどれくらいかかる?|まとめ

ほくろ除去のダウンタイムは、施術方法によって異なります。ダウンタイム中は、赤み、腫れ、かさぶたなどの症状が現れる場合がありますが、適切なケアを行うことで、早くきれいに治すことができます。今回ご紹介した内容を参考に、ダウンタイムを乗り切り、美しい肌を手に入れましょう。