ニキビ治療を始めたいけれど、「費用がいくらかかるか不安…」という方は多いのではないでしょうか。美容皮膚科での治療には、保険が適用される場合と全額自己負担となる場合があります。
この記事では、ニキビ治療にかかる費用の内訳を徹底的に解説。料金の仕組みから、総額のシミュレーションまで、費用に関するあらゆる疑問を解消します。
ニキビ治療の費用は、どの治療法を選ぶかによって大きく異なります。まずは、公的医療保険が適用される治療と、自己負担となる治療の違いを理解しましょう。
保険診療は、ニキビを「病気」として治療する場合に適用されます。費用は全国一律で、自己負担額は原則3割です。
▼治療の限界
自由診療は、より専門的な機器や薬剤を使った「美容目的」の治療です。費用はクリニックが独自に設定するため、全額自己負担となり、高額になる傾向があります。
ニキビ跡治療は、1回の施術で完結するものではなく、複数回の通院が必要です。ここでは、タイプ別の総額費用をシミュレーションしてみましょう。
▼治療総額の費用シミュレーション表
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軽度(ニキビ跡の赤み・色素沈着) | 重度(クレーター) | |
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治療内容 | ケミカルピーリング(5回) +イオン導入(5回) | ダーマペン(5回) +ポテンツァ(3回) |
1回あたりの費用 | ピーリング:8,000円 イオン導入:7,000円 | ダーマペン:30,000円 ポテンツァ:60,000円 |
総額費用の目安 | 約75,000円 ((8,000+7,000)×5回) | 約330,000円 (30,000×5回 + 60,000×3回) |
※ 上記はあくまで目安です。実際には、カウンセリング料、麻酔代、薬代などの追加費用が発生する場合があります。
自由診療の費用を抑えるために、以下のポイントを参考にしましょう。
▼モニター制度
症例写真やアンケート協力などを条件に、施術費用が割引になる制度です。割引率はクリニックによって異なりますが、費用を大幅に抑えることが可能です。
▼コース料金や回数券を利用する
治療は継続が必要なため、単発で施術を受けるより、複数回セットのコースや回数券を利用すると、1回あたりの料金が安くなります。ただし、契約前に必ず解約条件や有効期限を確認しましょう。
▼初診料や追加費用を事前に確認する
カウンセリング料、麻酔代、施術後の薬代、ケア用品代などが別途かかる場合があります。公式サイトに掲載されている料金だけでなく、総額でいくらかかるのかをカウンセリング時に必ず確認してください。
ニキビ治療の費用は、症状の程度や選ぶ治療法によって大きく異なります。初期のニキビは保険診療から、ニキビ跡の治療は自由診療の費用を把握し、予算に合わせた計画を立てることが重要です。
この記事で紹介した治療法について、具体的なクリニック情報や費用を知りたい方は、「ニキビ・ニキビ跡治療ができるおすすめ美容皮膚科一覧」をご覧ください。