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お腹の脂肪溶解注射は何cc必要?何回受ければ効果がある?詳しく解説

お腹周りの脂肪がなかなか落ちなくて悩んでいませんか?

食事制限や運動を頑張っても、お腹の脂肪だけは頑固で効果が出にくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな気になるお腹の脂肪に効果的な「脂肪溶解注射」について、その効果や安全性、費用、施術の流れまで詳しく解説していきます。

 

脂肪溶解注射(お腹)の必要量について

施術部位 1回あたりの目安量(1部位)
上腹部 5cc~20cc
下腹部 5cc~20cc
側腹部 5cc~20cc

 

例: 上腹部と下腹部の2部位に施術する場合
最小量: 5cc/部位 × 2部位 = 10cc
最大量: 20cc/部位 × 2部位 = 40cc
上記はあくまで目安です。
実際の必要量は、医師の診察に基づいて決定されます。

お腹の脂肪溶解注射は何ccくらい必要?

お腹への脂肪溶解注射に必要な量は、いくつかの要因によって異なります。

施術を受ける方の体格や脂肪の付き方、そして理想とする仕上がりによって、必要な薬剤量は変わるため、一概に「何cc必要」とはいえません。

 

一般的には、1回の施術あたり、1部位につき5cc~20ccが目安とされています。

お腹全体を施術する場合、上腹部、下腹部、側腹部など、いくつかの部位に分けられるため、希望する部位数にこの目安量を掛けた量が、おおよその必要量となります。

 

たとえば、上腹部と下腹部の2部位に施術する場合、10cc~40ccの薬剤が必要となる計算です。

ただし、これはあくまでも目安であり、最終的な判断は医師の診察によって行われます。

医師は、施術を受ける方の希望や脂肪の状態などを総合的に判断し、適切な薬剤量を決定します。

お腹の脂肪溶解注射は何回受ければ効果がある?

脂肪溶解注射は、1回でも効果を実感できる場合がありますが、多くの方は複数回の施術を受けています。

一般的に、効果を実感できるまでの回数は3~5回とされています。

 

より詳細な目安は以下の通りです。

施術回数 期待できる効果 対象者
3回以上 より確実な効果が期待できる お腹の部分痩せを目指す方など
3~5回 標準的な脂肪量の方 より確実な効果を求める方
5回以上 より高い効果を求める方 脂肪の量が多い方

 

施術を受ける間隔は、2~4週間が推奨されています。

脂肪の減り具合を見ながら、医師と相談して適切な間隔で施術を受けましょう。

 

施術回数は、個人の体質や脂肪の量、使用する薬剤、そして目指す効果の程度によって異なります。

そのため、施術を受ける前に医師とのカウンセリングで、適切な施術回数やプランについて相談することが重要です。

 

また、施術の効果を最大限に引き出すためには、以下の点にも注意しましょう。

 

  • 施術後のマッサージや冷却
    施術部位をマッサージしたり、冷却することで、効果を高めることができます。

 

  • バランスの取れた食事と適度な運動
    脂肪溶解注射の効果を維持し、リバウンドを防ぐためにも、健康的な生活習慣を心がけましょう。

 

脂肪溶解注射は、1回の施術である程度の効果は期待できますが、より効果的な結果を得るためには、複数回の施術が必要となる場合もあります。

施術を受ける際は、医師とよく相談し、最適な施術プランを立てるようにしましょう。

 

脂肪溶解注射がお腹の脂肪に効果的な理由

脂肪溶解注射は、特に食事や運動では落としにくいお腹周りの脂肪に効果的です。

部分痩せに特化しているため、他の部位への影響を最小限に抑えながら、気になるお腹の脂肪だけをピンポイントで解消できます。

 

お腹の脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類がありますが、脂肪溶解注射は皮下脂肪に直接作用します。

皮下脂肪は、お腹周りのたるみやぽっこりお腹の原因となるため、脂肪溶解注射で皮下脂肪を減少させることで、理想的なお腹のラインに近づくことができます。

お腹の脂肪溶解注射はどのくらいの期間で効果がある?

お腹の脂肪溶解注射の効果が感じられるまでの期間は、個人差がありますが、一般的には1ヶ月程度かかると言われています。

 

施術後、すぐに効果が現れるわけではなく、注入された薬剤によって溶解された脂肪が、徐々に体外へ排出されることで効果が現れます。

 

脂肪溶解注射の効果が現れる時期

経過期間 効果
3日後 薬剤の種類や注入量によっては、早い段階で効果を実感できる場合も。
1~2週間後 効果が現れ始める時期。
1ヶ月後 多くの場合、1ヶ月程度で効果を実感し始めます。

お腹の脂肪溶解注射の効果が現れるまでの期間について

  • 3日後: 特にリンパの循環作用を高める成分が含まれている脂肪溶解注射の場合、早い段階で効果が現れることがあります。
  • 1~2週間後: 腫れや赤みが引いてきて、徐々に効果を実感し始める方が多いです。

  • 1ヶ月後: 複数の回数の施術が必要な場合、1回の施術ごとに効果が積み重なり、1ヶ月後にはより明確な効果を実感できることがあります。

 

効果の程度や持続期間は、個人の体質や脂肪量、そして生活習慣によっても左右されます。

バランスの取れた食事や適度な運動を心がけることで、効果を高め、持続させることができます。

 

また、複数回の施術を受ける場合、最終的な効果が実感できるのは、3回目以降の施術後となることが多いです。

施術間隔は1~4週間程度で、3回の施術が必要な場合、最終的な仕上がりは3週間~3ヶ月後になることもあります。

施術を受ける際は、医師とよく相談し、自身の体質や希望に合った施術プランを立てることが大切です。

お腹の脂肪溶解注射のデメリット

お腹の脂肪溶解注射は、手軽に部分痩せが目指せる人気の施術ですが、いくつかのデメリットとリスクも存在します。

これらを理解した上で、施術を受けるかどうかを判断することが重要です。

 

お腹の脂肪溶解注射のデメリット

脂肪溶解注射は、部分痩せに効果的な治療法ですが、いくつかの注意点があります。

 

脂肪溶解注射に関する注意点

注意点 詳細
効果の程度と持続期間 ・個人差が大きい
・1回の施術で劇的な効果を得られるとは限らない
・複数回の施術が必要な場合がある
・生活習慣によってリバウンドする可能性がある
対象となる脂肪 ・皮下脂肪にのみ効果がある
・内臓脂肪には効果がない
体重減少効果 ・部分痩せを目的とした施術であり、体重減少効果は限定的
費用 ・自由診療のため全額自己負担
・1回あたり数万円〜数十万円程度
・複数回の施術で高額になる可能性がある

 

お腹の脂肪溶解注射の副作用

また、お腹へ脂肪溶解注射をおこなうことによる副作用も確認しておきましょう。

 

脂肪溶解注射の副作用

副作用 詳細
腫れ、赤み、内出血、痛み 最も一般的な副作用
数日~1週間で治まることが多いが、個人差がある。
しこり、硬結 注入部位にできる。
マッサージで改善する場合もあるが、長引く場合も。
皮膚の凹凸 脂肪が均一に溶けないことで起こる。
注入技術や体質が影響する。
感染症 注射針による傷口から細菌感染。
クリニックの衛生管理が重要。
アレルギー反応 使用薬剤に対するアレルギー。
パッチテストで確認。
皮膚の壊死 極めて稀。
薬剤の過剰な作用や体質が原因。
神経損傷 注射針が神経を傷つけることで起こる。
痺れや知覚異常の原因に。

 

これらのリスクや副作用は、適切な施術を行うことで、発生率を低く抑えることが可能です。

信頼できる医師のいるクリニックを選び、施術前にはしっかりとカウンセリングを受け、疑問や不安を解消することが大切です。

また、施術後も医師の指示に従い、適切なアフターケアを行うようにしましょう。

脂肪溶解注射で理想のお腹を手に入れよう|まとめ

脂肪溶解注射は、お腹周りの脂肪を効果的に落とすことができる施術です。

ダウンタイムも短いため、忙しい方でも気軽に受けることができます。

理想のお腹を手に入れたい方は、脂肪溶解注射を検討してみてはいかがでしょうか。

施術を受ける際は、医師としっかり相談し、自分に合った薬剤や施術方法を選ぶことが大切です。