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唇ヒアルロン酸で理想の唇を手に入れよう!どれくらい持つかも詳しく解説

ぷるんと潤いのある魅力的な唇は、女性の憧れだと思います。

メイクでボリュームアップを試みても、なかなか理想の形にならない…と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そんな人に注目されているのが「唇ヒアルロン酸注入」です。

 

手軽に理想の唇を手に入れられる施術として人気を集めていますが、施術を受ける前に知っておくべきポイントもたくさんあります。

この記事では、唇ヒアルロン酸注入について詳しく解説していきます。

 

唇ヒアルロン酸注入で期待できる効果

効果 説明
ボリュームアップ 薄い唇をふっくらとボリュームアップさせる
形を整える 左右非対称のバランス調整、M字リップ形成など
縦ジワの改善 加齢や乾燥による縦ジワを目立たなくする
保湿効果 唇の乾燥を防ぎ、潤いを保つ
口角を上げる 口角を上げて笑顔の印象を明るくする

 

唇ヒアルロン酸注入を詳しく解説

唇ヒアルロン酸注入は、医療用のヒアルロン酸を唇に注入することで、ボリュームアップ、形を整える、あるいはエイジングサインを改善する施術です。

薄い唇にコンプレックスを抱えている人、唇の形に満足していない人、加齢による唇の縦ジワや乾燥に悩んでいる人などに適しています。

 

ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は、私たちの皮膚や関節などに存在するムコ多糖類の一種です。

1gで6リットルもの水分を保持できる高い保水力を持つため、肌のハリや弾力を保つ役割を担っています。
医療用のヒアルロン酸は、この天然のヒアルロン酸を人工的に精製したものです。

アレルギー反応が起こりにくいため、比較的低リスクで施術を受けることができます。
ただし、ごくまれにアレルギー反応が出るケースも存在するため、施術前に医師に相談することが重要です。

 

唇ヒアルロン酸注入の施術方法

施術は、極細の針を用いてヒアルロン酸を唇に注入していきます。

注入部位や注入量は、患者様一人ひとりの希望や唇の状態に合わせて医師が丁寧にデザインします。施術時間は10分〜30分程度と短く、施術直後からメイクも可能です。

 

ダウンタイム】

唇ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムが比較的短い施術です。
施術後、多少の腫れや内出血が現れる場合がありますが、通常は数日で落ち着きます。
日常生活に大きな支障が出ることはほとんどありません。

 

他の施術との違い】

唇をボリュームアップさせる方法には、ヒアルロン酸注入以外にも、脂肪注入や手術などがあります。
脂肪注入は自分の体から脂肪を採取して注入するため、アレルギー反応のリスクはさらに低くなりますが、定着率が低いというデメリットがあります。

手術は半永久的な効果が期待できますが、ダウンタイムが長く、費用も高額になる傾向があります。

 

ヒアルロン酸注入は、これらの施術と比較して、手軽に短時間で施術を受けられること、ダウンタイムが短いこと、そして効果を調整しやすいことが大きなメリットです。

また、万が一仕上がりに満足できなかった場合でも、ヒアルロニダーゼという酵素を注入することでヒアルロン酸を分解し、元に戻すことが可能です。

 

このように、唇ヒアルロン酸注入は、比較的低リスクで、手軽に理想の唇を手に入れられる施術です。
しかし、どんな施術にもリスクは存在しますので、施術を受ける前には、メリット・デメリットをよく理解し、医師と十分に相談することが重要です。

 

唇ヒアルロン酸注入パターンと特徴

唇ヒアルロン酸注入は、ただ単に唇を大きくするだけでなく、さまざまな注入パターンによって理想の唇の形を作り出すことができます。ここでは、代表的な注入パターンとそれぞれの特徴について詳しく解説します。

 

ボリュームアップ

特徴】 

全体的にヒアルロン酸を注入することで、唇全体のボリュームをアップさせます。
薄い唇をふっくらとさせたい人におすすめです。

 

・メリット 

全体的なバランスを見ながら注入するため、自然な仕上がりになりやすいです。

 

・デメリット 

注入量が多くなるため、他のパターンに比べて費用が高くなる場合があります。

 

・向き不向き 

唇全体が薄く、ボリュームが欲しい人に向いています。唇の形自体に大きな不満がない場合は、このパターンで十分な効果が得られることが多いです。

 

上唇のボリュームアップ

特徴】 

上唇に重点的にヒアルロン酸を注入することで、上唇のボリュームを増やし、バランスを整えます。

 

・メリット 

上唇の薄さが気になる人、上下の唇のバランスが悪い人におすすめです。

 

・デメリット 

上唇だけに注入すると、不自然な印象になってしまう可能性があります。医師との綿密なカウンセリングが必要です。

 

・向き不向き 

上唇が薄く、下唇とのバランスが悪い人に向いています。Eラインを美しく見せたい場合にも効果が期待できます。

 

下唇のボリュームアップ

 

特徴】 

下唇に重点的にヒアルロン酸を注入することで、下唇のボリュームを増やし、ぷっくりとした印象に仕上げます。

 

・メリット 

下唇の薄さが気になる人、セクシーな印象にしたい人におすすめです。

 

・デメリット 

下唇だけが強調されると、バランスが悪く見えてしまう可能性があります。

 

・向き不向き 

下唇が薄く、ボリュームが欲しい人に向いています。ただし、注入量が多すぎると不自然な印象になる場合があるので注意が必要です。

 

M字リップ

 

特徴】 

上唇の山部にヒアルロン酸を注入することで、M字型の美しいリップラインを形成します。

・メリット 

キュートで若々しい印象を与えることができます。口紅が映えやすくなるというメリットもあります。

 

・デメリット

 注入量が少なくても、M字が強調されすぎてしまう可能性があります。

 

・向き不向き 

上唇の山が平坦な人、唇の輪郭をくっきりさせたい人に向いています。

 

リップラインの形成

 

特徴】 

唇の輪郭に沿ってヒアルロン酸を注入することで、ぼやけた唇の輪郭をくっきりさせます。

 

・メリット 

口紅のにじみを防ぎ、メイクの仕上がりを美しくします。

 

・デメリット 

唇の輪郭だけが強調され、不自然な印象になる可能性があります。

 

・向き不向き 

唇の輪郭がぼやけている人、口紅がにじみやすい人に向いています。

 

縦ジワの改善

 

特徴】 

唇の縦ジワにヒアルロン酸を注入することで、加齢や乾燥によってできた縦ジワを目立たなくします。

 

・メリット 

唇の縦ジワは老けて見える原因となるため、改善することで若々しい印象になります。

 

・デメリット 

注入量が多すぎると、唇が不自然に膨らんで見える可能性があります。

 

・向き不向き 

唇の縦ジワが気になる人、乾燥しやすい人に向いています。

 

口角アップ

 

特徴】 

口角にヒアルロン酸を注入することで、口角を上げて笑顔の印象を明るくします。

 

・メリット  

口角が下がっていると疲れた印象や不機嫌な印象を与えてしまいますが、口角を上げることで明るく優しい印象になります。

 

・デメリット 

注入量が多すぎると、口角が上がりすぎて不自然な印象になる可能性があります。

 

・向き不向き 

口角が下がっている人、笑顔に自信がない人に向いています。

 

どの注入パターンが適しているかは、個々の唇の状態や希望によって異なります。

施術前に医師としっかりと相談し、自分に合った注入パターンを選びましょう。

また、複数の注入パターンを組み合わせることで、より理想的な唇の形を作り出すことも可能です。

 

唇ヒアルロン酸注入の効果はどれくらい持つ?

唇ヒアルロン酸注入の効果がどれくらい持続するかは、多くの人の関心事です。

残念ながら「〇ヶ月」と断言することは難しく、さまざまな要因が影響するため、あくまで目安として捉える必要があります。

 

唇ヒアルロン酸注入の平均的な持続期間

一般的には、唇ヒアルロン酸注入の効果は3ヶ月〜1年程度といわれています。

しかし、これはあくまで平均値であり、個人差が大きいため、下記の要素によって大きく変動します。

 

使用したヒアルロン酸の種類

    ・粒子の大きさ 

粒子が大きいヒアルロン酸は、体内に吸収されにくいため、持続期間が長くなる傾向があります。逆に、粒子が小さいヒアルロン酸は、自然な仕上がりになりますが、持続期間は短めです。

 

    ・架橋の程度 

ヒアルロン酸分子同士を化学的に結合させることを架橋といいます。架橋の程度が高いほど、ヒアルロン酸は分解されにくく、持続期間が長くなります。

 

    ・薬剤の濃度 

濃度の高いヒアルロン酸は、効果が強く持続期間も長くなりますが、硬くなりやすく、不自然な仕上がりになる可能性もあります。

 

注入量】

注入量が多いほど、効果が強く持続期間も長くなる傾向があります。しかし、注入量が多すぎると、不自然な仕上がりになる可能性もあるので、医師と相談しながら適切な量を決定することが重要です。

 

注入部位

唇はよく動かす部位であるため、ヒアルロン酸が吸収されやすい傾向があります。

とくに、口角や唇中央など、よく動かす部分は、他の部位に比べて持続期間が短くなる場合があります。

 

個人の体質

代謝の速度や肌質など、個人の体質によっても持続期間は異なります。

代謝が速い人は、ヒアルロン酸が早く吸収されてしまうため、持続期間が短くなる傾向があります。

 

ライフスタイル

紫外線や喫煙、過度な飲酒、ストレスなどは、ヒアルロン酸の分解を促進する可能性があります。健康的なライフスタイルを心がけることで、持続期間を長くすることができます。

 

唇ヒアルロン酸注入の持続期間を長くするためのポイント

以下の3つのポイントを心がけましょう。

 

・施術後のケアをしっかり行う 施術後、数日間は激しい運動や飲酒、サウナ、入浴などを避け、唇への刺激を最小限に抑えることが大切です。

 

・保湿を心がける 

唇の乾燥は、ヒアルロン酸の分解を促進する可能性があります。リップクリームなどでこまめに保湿を行いましょう。

 

・定期的なメンテナンス 

効果が薄れてきたと感じたら、再度注入することで、理想の唇を維持することができます。医師と相談しながら、適切なメンテナンス時期を決めましょう。

 

唇ヒアルロン酸注入の効果持続期間は、さまざまな要因によって変化します。

一概にどれくらいとはいえませんが、上記の要素を理解することで、ある程度の予測は可能です。
施術を受ける際には、医師に自分の希望やライフスタイルなどを伝え、最適なヒアルロン酸の種類や注入量、メンテナンス時期などを相談しましょう。

 

唇ヒアルロン酸で理想の唇を手に入れよう|まとめ

唇ヒアルロン酸注入は、手軽に理想の唇を手に入れられる人気の施術です。

しかし、施術を受ける前には、ヒアルロン酸注入パターンと特徴、メリット・デメリットやリスクなどをしっかりと理解しておくことが大切です。

信頼できるクリニックで、経験豊富な医師に相談しながら、自分に合った施術を受けましょう。美しい唇を手に入れて、さらに自信に満ちた毎日を送ってください。