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ポテンツァのダウンタイム徹底ガイド!正しい過ごし方で効果を実感

ポテンツァは、最新の高周波治療を使用して皮膚の深層に働きかけ、肌の若返りやトラブル改善を目指す美容施術です。
効果的な治療であり、リスクが少ないため多くの人々に人気がありますが、その一方で「ダウンタイム」に関して心配される方も多いのではないでしょうか。
ポテンツァ施術後のダウンタイムや注意点について、実際の体験談や専門的な知識をもとにわかりやすく説明します。

 

ポテンツァの施術とは?

ポテンツァは、ラジオ波(RF: Radio Frequency)を使用した最新の美容医療機器で、微細な針を皮膚に刺して、その下に熱エネルギーを届けることで肌の再生を促進します。

 

主に、肌の引き締め、毛穴の縮小、シワやたるみの改善を目的に使用されます。
ポテンツァの特徴は、微細な針(マイクロニードル)を皮膚に刺すことで皮膚内部を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促す点です。

 

ポテンツァ施術の特徴

  • 高周波エネルギー:ラジオ波が皮膚深部に作用し、コラーゲン生成を刺激。
  • マイクロニードル:微細な針で皮膚に小さな穴を開け、再生を促進。
  • 短時間で施術完了:1回の施術は30分程度で、忙しい方にも利用しやすい。

 

ポテンツァは、比較的リスクが少ない施術とされていますが、ダウンタイム(施術後の回復期間)については過ごし方に注意が必要です。

 

ポテンツァのダウンタイムとは?

「ダウンタイム」とは、施術後に肌が回復するまでの期間を指します。
ポテンツァの場合、ダウンタイムは比較的短いとされることが多いですが、完全に回復するまでには1週間程度かかることがあります。
ダウンタイムの程度は個人差があり、肌の状態や施術の強度にも影響を受けます。

 

ポテンツァのダウンタイムの具体的な流れ

ポテンツァのダウンタイムの具体的な流れは、以下のとおりです。

経過時間 肌の状態
施術直後(0~6時間後) 施術直後から数時間の間に赤みや軽い腫れが現れる場合がある

※数時間以内に収まることがほとんど

施術翌日(24時間後) 若干の乾燥感や軽いむくみが残る場合がある
施術後1週間(7日後) 赤みや腫れはほとんど消え、肌が元の状態に戻る
施術後1ヶ月~3ヶ月 肌の引き締まりやハリ、毛穴の縮小が実感できる

 

なお施術後に生じる諸症状は、これは治療が進行中の肌に対して生じる一時的な現象です。
通常数日から1週間以内に収束し、その後は肌の改善が期待できる場合が多いです。

 

ただし、症状が長引く場合や不安な場合は、医師に相談することをおすすめめします。

 

1. 施術直後(0~6時間後)

ポテンツァ施術後、すぐに目立つ変化が現れることは少ないですが、施術直後から数時間の間に赤みや軽い腫れが現れることがあります。
この反応は、肌が高周波エネルギーや針によって刺激を受けている証拠です。

 

施術を受けた部位に赤みや腫れが見られることがありますが、これはごく自然な反応であり、数時間以内に収まることがほとんどです。

 

また治療後は軽い痛みやヒリヒリ感を感じることもありますが、通常は数時間以内に収束します。

 

2. 施術翌日(24時間後)

施術から1日経過すると、赤みや腫れはさらに軽減しますが、若干の乾燥感や軽いむくみが残ることがあります。
乾燥感がある場合は、保湿をしっかり行いましょう。

 

軽いかさつきや肌のむくみが現れることがありますが、これは回復の過程の一部です。
時間経過とともに気にならなくなることがほとんどです。

 

3. 施術後1週間(7日後)

ポテンツァ施術後、1週間以内には赤みや腫れはほとんど消え、肌が元の状態に戻ることが期待されます。

 

しかし、完全に回復するにはもう少し時間がかかることがあります。
特に、針による微細な傷が癒えるためには数日かかります。
このとき皮膚の再生過程で軽い皮むけやかさつきが起こることがありますが、メイクで隠せる程度のことが多いです。

 

施術後数日を経て、コラーゲンやエラスチンが生成され、肌のハリや弾力が増していきます。

 

4. 施術後1ヶ月~3ヶ月

ポテンツァの効果は、1ヶ月から3ヶ月の間に徐々に現れると言われています。
肌の引き締まりやハリ、毛穴の縮小が実感できるようになります。
この段階では、ダウンタイムはほとんどなく、効果を実感し始める時期です。

 

こんな症状も?ダウンタイムに出る好転反応

好転反応とは、肌の再生過程で生じる症状のことです。

 

適切に対処すれば一週間程度で気にならなくなりますが、好転反応の度合いや持続時間は個人差があります。
そのため症状が長引く場合や不安な場合は、医師に相談することをおすすめします。

 

小さな出血や点状出血

肌に赤いぽつぽつとして出血が見られる場合もあります。
この出血は通常非常に軽微で、数時間以内に治まります。万が一出血が長引いたり、大きなかさぶたができた場合は専門家に相談することをお勧めします。

内容 小さな出血や点状出血(赤い点)が見られる
原因 マイクロニードリングによって皮膚の表面に小さな傷がつき、血管が軽く傷つく
対処法 通常は特別な対処は不要

 

肌のテクスチャーの変化

肌のざらつきも、好転反応のひとつです。
この変化は数日から1週間程度で収束し、滑らかな肌に戻ります。

内容 治療後に肌の表面が一時的にざらつく
原因 古い角質層がはがれ、新しい皮膚が再生する過程で表面が粗く感じる
対処法 保湿をしっかり行い、乾燥を防ぐ

 

白ニキビ

好転反応のひとつとして、白ニキビができる場合もあります。
元から皮脂の出やすい体質の人は、こうした症状が出る可能性があります。
通常のニキビと同じように対処すれば問題ない場合がほとんとです。

内容 肌に白ニキビができる
原因
  • 肌の再生過程で、毛穴に詰まっていた皮脂や汚れが一時的に浮き上がり、白ニキビとして現れる
  • 皮膚の深部に熱を加えることで、皮脂腺の活動が刺激される
  • 皮膚に微細な傷がつくことで、毛穴の中に詰まった角質や皮脂が押し出される
対処法
  • 過度に触れたり押したりせず、洗顔や保湿を徹底する
  • 刺激を避ける
  • ニキビ専用のスキンケアもおすすめ

 

ポテンツァ施術後のダウンタイムの過ごし方

ポテンツァ施術後のダウンタイムを短くするには、以下の注意点を守ることが重要です。
肌の負担を減らすことで、よりポテンツァの効果を実感しやすくなります。

 

1. 施術後の冷却

施術後の赤みや腫れを軽減するために、冷却パッドやアイスパックを使って冷やすことが効果的です。
冷やすことで血行が整い、炎症を抑えることができます。

 

2. 保湿ケア

ポテンツァ施術後は肌が乾燥しやすくなるため、十分な保湿ケアが必要です。
乾燥を放置すると、肌の回復が遅れることがあります。
保湿クリームや美容液を使って、肌をしっかりと保湿しましょう。

 

3. 日焼け対策

施術後は肌が敏感になっているため、日焼け止めをしっかり塗ることが大切です。
紫外線を浴びると、ダウンタイムが長引いたり、シミができる原因となることがあります。

 

4. スキンケアの見直し

施術後1週間程度は、強い刺激を避けた方がよいです。とくに施術後1~2日は、過度な洗顔を避け、優しく洗顔するように心掛けましょう。
ピーリングやスクラブなどの強い刺激を避け、肌に優しいスキンケアを行うのがポイントです。

 

また施術当日はメイクを避け、翌日から軽めのメイクを行いましょう。
メイクの際も、刺激の少ない化粧品を選ぶことをおすすめします。

 

5.激しい運動やサウナは避ける

施術後24〜48時間は、激しい運動や入浴、サウナを避けましょう。
体温が上がると、血行が良くなり、施術後の赤みや腫れが悪化することがあります。

 

まとめ:ポテンツァのダウンタイムについて

ポテンツァは、ダウンタイムが比較的短い施術として知られています。
施術後に感じる赤みや乾燥、かさつきなどは、数日から1週間程度で収まることがほとんどです。

 

正しいダウンタイムの過ごし方を意識して、より肌のハリやキメの変化を実感しやすい環境を整えましょう。

 

ポテンツァの施術を検討している方は、事前に専門医に相談し、ダウンタイムや回復の過程について理解を深めることが大切です。