鼻に脂肪溶解注射(BNLS)を打つメリット・デメリットは?部位別の効果やリスクも理解

「だんご鼻を改善したい」「鼻を小さくしたい」など鼻に関する悩みを抱えているなら、部分痩せに優れた効果をもつ脂肪溶解注射を打つ方法があります。

出典:もとび美容外科クリニック

内容 皮下脂肪に注射することで脂肪やむくみを減らして顔痩せします。
料金 1cc3.476円〜(16cc 3回セット)(税込)
リスク 一時的な腫れや内出血。効果に個人差があるリスク。

引用:もとび美容外科クリニック

脂肪溶解注射を打つと解決できる悩み

  • 鼻が広がっているのが気になる
  • 鼻の穴を小さくしたい
  • 小鼻のふくらみを小さくスッキリさせたい
  • のっぺり顔を改善したい
  • 仕事を休まず鼻を小さくしたい
  • 切開せずに鼻のコンプレックスを解消したい

脂肪溶解注射(BNLS)は、余分な脂肪を溶かして排出を促す薬剤を注入することで、鼻を小さくスッキリさせる施術です。

脂肪溶解注射は鼻を切開せずに脂肪を溶かすことで悩みを解消できるため、鼻にコンプレックスがあるけど切開したり大掛かりな整形をするのは怖い…という人にも向いています。

脂肪溶解注射にも種類があり、カベルライン(カベリン注射)やファットエックスなどを提供しているクリニックもあります。

※BNLS neoやBNLS ultimate(BNLSアルティメット)を採用しているクリニックが多いため、本記事ではそれらについてまとめています

しかし、美容施術だけでなく鼻整形でも使用される脂肪溶解注射が初めての場合は、施術の効果やリスクなど、何かと不安がつきものです。

鼻といってもどこに注射してどんな効果があるのか疑問に感じている人もいるでしょう。

そこで本記事では、鼻に脂肪溶解注射を打つことで得られる効果やリスクなどをまとめました。

これから脂肪溶解注射を打つか検討している人、また脂肪溶解注射がどんなものなのか気になっている人は、ぜひ参考にしてください。

鼻に打てる脂肪溶解注射の概要(代表的な種類)

※右にいけばいくほど、施術後の腫れが強くなりますが、脂肪溶解成分デオキシコール酸の配合量も多くなります

スクロールできます
施術名BNLS neoBNLS ultimateKabelline
(カベリン)
Cincelar+
(チンセラプラス)
FatX
薬剤
改善できる悩み
(一例)
団子鼻

低く見える鼻

鼻の穴のふくらみ

大きい小鼻
団子鼻

低く見える鼻

鼻の穴のふくらみ

大きい小鼻
団子鼻

低く見える鼻

鼻の穴のふくらみ

大きい小鼻
団子鼻

低く見える鼻

鼻の穴のふくらみ

大きい小鼻
団子鼻

低く見える鼻

鼻の穴のふくらみ

大きい小鼻
効果成分植物由来の成分
マンヌロン酸メチルシラノール
デオキシコール酸(微量)
など
デオキシコール酸(微量)
L-カルニチン
コエンザイムQ10
など
デオキシコール酸(0.6%)
L-カルニチン
アーティチョークエキス
など
デオキシコール酸(0.8%)
カルニチン
など
デオキシコール酸(1%)
ヒアルロン酸
など
切開なしなしなしなしなし
腫れほぼなしほぼなし少なめあり強め
ダウンタイムほぼなし
※採血などと同じ
ほぼなし
※採血などと同じ
ほぼなし1週間程度1週間程度
施術時間約15分約15分約15分約15分約15分
回数目安
※鼻
4〜6回3〜5回4回〜8回4〜6回3〜5回
リスク
副作用
内出血

かゆみ

発赤
内出血

かゆみ

発赤
内出血

かゆみ

発赤
むくみ
内出血

かゆみ

発赤
むくみ
内出血

かゆみ

発赤
むくみ
費用相場1ccあたり
数千円〜1万円
1ccあたり
数千円〜1万円
1ccあたり
8千円〜3万円
1ccあたり
8千円〜3万円
1ccあたり
1万円〜3万円

※施術目安回数はクリニックにより異なります
※FatX、チンセラプラスは鼻に施術できないクリニックが多いです

※脂肪溶解注射には、以下の種類があります

  • BNLS neo(BNLSネオ)
  • BNLS ultimate(BNLSアルティメット)
  • Kabelline(カベリン)
  • Cincelar+(チンセラプラス)
  • FatX

これらは一例であり、多くのクリニックが採用しているもののみ挙げています

それぞれの種類で薬剤が異なる場合があります。

なお、チンセラプラスやFatXを提供しているクリニックのなかには、鼻への注射をおこなっていないところもあります

本記事では、鼻への脂肪溶解注射をおこなっているクリニックの中でおすすめを紹介しています。

施術と料金もチェック/

鼻への脂肪溶解注射ができるおすすめクリニックを見る

※監修者掲載の記事について、監修者は医療的観点からの監修をおこなっており、クリニックを選定したものではありません
※本記事で紹介しているクリニックまたは商品等にはPRを含みます

目次

脂肪溶解注射(BNLS)とは

出典:湘南美容クリニック

施術名:部分痩せ注射(BNLS アルティメット)

施術の説明:植物から抽出した成分を主成分とした脂肪溶解注射です。血流やリンパの流れを改善し、溶かした脂肪や体に溜まっている老廃物の排出を促す施術です。

施術の副作用(リスク):内出血・注入部分に発赤・腫れ・疼痛・つっぱり感・熱感・硬結を生じる可能性があります。

施術の価格:1本(原液1cc) 1,980円~3,030円

引用:湘南美容クリニック

脂肪溶解注射(BNLS)は、余分な脂肪を溶かして排出を促す薬剤を注入することで、鼻を小さくスッキリさせる施術です。

脂肪溶解注射は鼻を切開せずに脂肪を溶かすことで悩みを解消できるため、鼻にコンプレックスがあるけど切開したり大掛かりな整形をするのは怖い…という人にも向いています。

脂肪溶解注射にも種類があり、カベルライン(カベリン注射)やファットエックスなどを提供しているクリニックもあります。

※BNLS neoやBNLS ultimate(BNLSアルティメット)を採用しているクリニックが多いため、本記事ではそれらについてまとめています

脂肪溶解注射って本当に脂肪を溶かすの?

脂肪溶解注射は、文字通り脂肪を溶かす注射です。

脂肪溶解注射は、天然ハーブから抽出した成分を主成分としたBNLS、デオキシコール酸を配合したBNLS neoなどがあります。

デオキシコール酸とは、アメリカのFDA(アメリカ食品医療品局)から脂肪溶解効果が認められた医薬成分です。

出典:東京美容外科

このデオキシコール酸は、脂肪細胞の細胞膜を直接破壊することで脂肪融解させます

破壊された脂肪細胞は、静脈などを通じて自然に排出されるため、気になる部分の部分痩せなどに効果を発揮するのです。

普通のダイエットと鼻への脂肪溶解注射の違いは?

普通のダイエットと脂肪溶解注射との違いは、細胞を小さくするのか、細胞の数を減らすのかの違いです。

一般的なダイエット脂肪細胞を小さくする
(数は変わらない)
脂肪溶解注射脂肪細胞そのものを融解
(数を減らす)

ダイエットでは細胞のサイズを小さくすることで、全体の体積を少なくして痩せやすくします。

しかし脂肪溶解注射は、脂肪細胞そのものを融解して数を減らし排出します。

そのため脂肪溶解注射の場合はリバウンドしにくく、鼻に注射した場合も同じく団子鼻や横に広がった鼻を小さく見せられるのです。

とくに鼻に脂肪が多い人の場合、より効果を発揮しやすい施術といえるでしょう。

ワンポイント

鼻の形自体を変えたい、丸い鼻をシュッとさせたいという人は、鼻の脂肪溶解注射ではなくだんご鼻整形がおすすめです。

だんご鼻整形であれば鼻先の丸みや太さを改善できるため、メスをいれることに抵抗がない場合には検討してみることをおすすめします。

鼻に脂肪溶解注射(BNLS)を打って得られる効果【部位別】

鼻に脂肪溶解注射(BNLS)を打つことで得られる具体的な効果を、部位別にまとめました。

脂肪溶解注射を打つ部位鼻筋鼻尖鼻翼(小鼻)
悩み顔のパーツがぼんやりしている

鼻が低く見える

顔がのっぺりしている
団子鼻に見える

鼻が低い
鼻の穴が広がっている

小鼻のふくらみが気になる

団子鼻に見える
効果顔のパーツがスッキリする

顔の立体感が増す
団子鼻や低い鼻を改善

横顔がキレイに見える
小鼻が小さくなる

団子鼻を解消

鼻全体が小さく見える
注意点脂肪が減ることで逆に
鼻が低くなることがある

更に細かく分かれているクリニックも存在し、その場合には以下のような部位に注射できます。

さらに細かく分かれる場合は以下の箇所に注射できる

  • 眉間
  • 鼻根
  • 鼻背
  • 鼻尖
  • 鼻柱
  • 鼻翼

大体のクリニックは上記の表にある3つの部位に分かれているため、悩みにあわせて打ちたい場所を医師に相談してみてください。

鼻筋に打てば顔のパーツがハッキリするため鼻が高く見える

鼻筋に脂肪溶解注射を打つことで、顔のパーツがハッキリして鼻が高く見えます

日本人を含むアジア人は顔の彫りがさほど深くないため、鼻筋がハッキリしないと顔のパーツがぼんやりと見えてしまいます。

童顔に見える人や、のっぺり顔に見えることをコンプレックスに感じている人は、鼻筋に脂肪溶解注射を打つと、鼻筋が通って顔全体の印象が大きく変わります。

鼻筋が通ると影ができやすくなることから、鼻が高く見えて顔の立体感が増します。

その結果、シャープで整った大人の印象に近づけられるのです。

鼻尖に打てば細く尖りやすくなるためだんご鼻や低い鼻が改善される

鼻尖に脂肪溶解注射を打つと余分な脂肪がなくなり細く尖ることがあるため、だんご鼻や低い鼻を改善できます。

鼻尖は鼻先の最も高い部分であり、横顔で最もわかりやすい部位です。

だんご鼻の人や鼻が低い人は、鼻尖が丸い傾向にあります。

そのため見た目がシュッと整っていないことが多く、鼻が低く見えたり、団子鼻が目立ったりしてしまうのです。

鼻尖に注射することで、丸まった鼻先をスッキリさせられるでしょう。

鼻翼(小鼻)に打てば横の広がりが改善され鼻全体が小さく見える

左右の鼻翼も脂肪溶解注射による治療が効果的な部分です。

鼻翼とは鼻尖の両側部分で横に拡がっている部分を指します。

よく「小鼻」と呼ばれるところです。

小鼻が広がっていると、鼻が低く見えたりだんご鼻に見えたりします。

脂肪溶解注射を打つことによって鼻翼が狭くなって、鼻全体の印象が小さくなります

小さく可愛らしい鼻に憧れている人は、鼻翼への注射を検討してみるとよいでしょう。

また鼻翼が狭くなると横の広がりも狭くなり、縦長の印象も強まります。

その結果、鼻が高く見えるようになる効果も期待でき、全体的に整った見栄えになりやすいです。

鼻の穴や小鼻を小さくしたい人が脂肪溶解注射をするメリット

鼻への脂肪溶解施術を受けるメリットとして、以下の3つが挙げられます。

ダウンタイムが短く済むため予定があっても安心

脂肪溶解注射は、採血のときと同じでダウンタイムがほぼありません。

腫れやむくみ、内出血などの症状が出た場合でも、数日から1週間程度でおさまることが多いです。

ダウンタイムが短期間のため、仕事やプライベートの予定も立てやすいでしょう。

また施術時間が15分程度と短い点も大きなメリットです。

予定が詰まっている人も施術しやすく、お出かけ先で気軽に受けられる点も魅力といえます。

なお、脂肪溶解注射の薬剤(種類)によってダウンタイムに差が見られます。

代表的な薬剤とダウンタイムの特徴は以下のとおりです。

薬剤(種類)によるダウンタイムの差

薬剤内容・特徴ダウンタイム
BNLS neoBNLSを改良したバージョンで、
BNLSよりも効果が高い。
1日程度
ほぼなし
BNLS Ultimate
(アルティメット)
BNLS neoをさらに改良したバージョンで、
より効果を高めている。
1日〜3日程度
ほぼなし
カベルライン
(カベリン)
BNLS Ultimateよりも
デオキシコール酸の含有量が多い。
効果を感じやすい。
内出血があれば
1週間程度
チンセラプラスデオキシコール酸の濃度が
カベリンよりも高い。
やや腫れやすくむくみもある
1週間程度
FatX
(ファットエックス)
デオキシコール酸の濃度が高い。
ただし、腫れやすい。
2〜7日程度

上表は、上から順にデオキシコール酸の濃度が高くなります

デオキシコール酸の濃度が高いほど効果が高まる反面、ダウンタイムが長くなる傾向にあります。

一度溶かした脂肪は排出されるため脂肪がつかない

脂肪溶解注射を受けたあとは、リバウンドしにくくなります。

なぜなら、一度溶かした脂肪は老廃物となって排出されるためです。

一度溶かした脂肪は、老廃物となって排出されるので、脂肪が元に戻ることがありません。

引用:TCB東京中央美容外科

脂肪細胞自体が肥大化することはあっても、脂肪細胞の数が増えることがないのです。

例えば、一般的なダイエットや減量では「食事制限をストップしたらリバウンドした」ということもあります。

脂肪溶解注射であれば、脂肪細胞の数が減少することでリバウンドのリスクを軽減できるため、安心して受けられるでしょう。

ただし、食生活や生活環境により新しい脂肪がつくこともあるため、必ずとはいえません。

このあたりも不安なことがある人は、無料カウンセリングで医師に相談することをおすすめします。

傷跡が残らず施術後の見た目が気にならない

脂肪溶解注射は針を使って薬剤を注入するだけなので、手術跡が残りません

あくまでも「注射」であり、メスを入れるわけではないため大きな傷を気にする必要はないのです。

クリニックによっては細い針を採用している場合があり、より注射痕が残りにくいです。

ダウンタイムが短いことを踏まえると、注射後に日常生活に支障をきたすことが少ない施術と言えるでしょう。

ただし、赤みや内出血などが出ることがあるため、その場合は1週間程度は見た目が気になる可能性があります。

飲酒や激しい運動をはじめ、湯船に入るなどの血流がよくなりやすい行動をせず、安静に過ごすことが大切です。

知っておきたい!鼻に脂肪溶解注射を打つデメリット・リスク

鼻に脂肪溶解注射を打つ際は、事前にリスクを確認しておきましょう

注意点やリスクを確認しておくことで、自分に適する治療かどうかを判断できます。

もともと鼻に脂肪がなければ効果が得られない

脂肪溶解注射は脂肪細胞を減らすことで、鼻筋をスッキリ見せたり小鼻に見せたりします。

そのため、そもそも鼻に脂肪が多くなければ効果を得られません

鼻の皮膚が厚い方や、軟骨の上に脂肪が乗っている方は特に効果的ですが、脂肪が少ない場合はあまり効果が実感できない場合があります。

引用:TCB東京中央美容外科

よって、いくら鼻の形が気になっていても脂肪が少ない場合は、他の治療を選択する必要があるでしょう。

とはいえ、自分の鼻に脂肪が少ないのか多いのかは、わからない人がほとんどだと思います。

そのため気になるクリニックの無料カウンセリングに行き、脂肪溶解注射で鼻の広がりや団子鼻などの悩みを解消できるタイプなのかを相談するのがよいでしょう。

自分の鼻が脂肪たっぷりタイプか診てもらおう!

医師に相談し、どの程度鼻を小さくしたいのかを相談すれば、注射で改善できるのか、それとも鼻の整形が必要になるのか教えてもらえます。

無料カウンセリングありの鼻への脂肪溶解注射におすすめのクリニックを見る

脂肪溶解注射を鼻に打っても効果がなかったということがないように、無料カウンセリングでしっかり相談するのが大切です。

アレルギー反応や内出血などの副作用が見られることがある

脂肪溶解注射を打ったあと、アレルギー反応や内出血などの副作用が見られる場合があります

具体的な症状は個人差があるものの、副作用が出てしまう可能性はゼロではありません。

注射後の副作用のリスクや合併症の可能性を抑えるためには、さまざまな注意点があります。

脂肪溶解注射の注意点
  • 治療当日の入浴を控える(シャワーは可能)
  • 飲酒や激しい運動を避ける(日常生活の制限はない)
  • 内出血が起きる可能性がある(1〜2週間程度で治る)
  • 効果を維持するために追加治療が必要なケースがある
  • くるみアレルギー、大豆アレルギーの人は施術できない

上記の内容を踏まえたうえで副作用について理解を深めておきましょう。

また、くるみや大豆アレルギーの場合、脂肪溶解注射を受けられない可能性があります

なぜなら、植物由来成分でできている脂肪溶解注射のなかには、大豆を主成分としているものもあるためです。

体質が合わない程度で済めばよいですが、重篤なリスクがある危険性があります。

くるみや大豆アレルギーの人がどの程度どの成分に反応するのかが分かっていないことから、大豆アレルギーの人は医師にアレルギーがあることを必ず伝えてください。

鼻の脂肪溶解注射にかかる料金相場【おすすめクリニック比較表あり】

鼻の脂肪溶解注射に必要な費用相場を掴むために、おすすめの5つのクリニックについてまとめました。

鼻への脂肪溶解注射の料金相場

鼻の複数箇所に注射したとして、1回あたり3万円〜5万円程度

スクロールできます
ロゴ
クリニック名TCB東京中央美容外科湘南美容クリニックFIRE CLINICもとび美容外科
クリニック
東京美容外科
取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLS アルティメット
1cc
※10cc以上
1,980円
BNLS アルティメット
1cc
※10cc以上
1,980円
BNLS アルティメット
初回1cc
4,400円
BNLS アルティメット
1cc
4,378円
BNLS アルティメット
初回1cc
19,800円
取り扱っている
脂肪溶解注射②
BNLS アルティメット
1cc
※1〜9cc
3,030円
カベリン
初回1cc
4,400円
チンセラプラス
8㏄
49,800円
※鼻ではなく
頬・フェイスライン
・二重あごに対応
FatX
1cc
16,500円
※鼻ではなく
頬・あごに対応
詳細詳細詳細詳細詳細詳細
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

上表のように、脂肪溶解注射は薬剤1ccあたりの価格が決まっています。

しかし、1ccだけの注射になることは考えにくく、5ccや10ccなど必要な箇所に必要な量を打ちます。

たとえば、BNLS アルティメットの鼻に必要な薬剤の量は、大体1〜5ccです。

小鼻、上まぶた、口角

1~5cc程度

効果だけではなくデザインも大切に施術を行います。

引用:ファイヤークリニック

フェイスラインやあご、二の腕などの部位になると15〜20cc程度必要になりますが、鼻への注射であれば大体1〜5ccが目安です。

その点を考慮すると、鼻の複数箇所に注射したとして、1回あたり3万円〜5万円程度と考えられるでしょう。

鼻の脂肪溶解注射を受ける施術の流れ

ここからは、鼻の脂肪溶解注射の施術の流れを解説します。

はじめての人も、流れを知っておけば安心して施術できるでしょう。

鼻への脂肪溶解注射の施術の流れ
  • カウンセリングを受ける
  • 当日施術ならそのまま鼻に脂肪溶解注射を打つ
  • 施術後3日ほど様子を見る
  • 術後経過をみて効果が現れるまで注射を繰り返す

カウンセリングを受ける

まずは気になるクリニックのカウンセリングを受けます。

その前に予約が必要となりますので、予定を確認してカウンセリングの日程を確保してください。

カウンセリングでは、どのような鼻の悩みを改善したいのかを中心に、現状(脂肪の多さなど)をヒアリングされます。

カウンセリングで適切な注射の量、治療の効果や注意事項を医師から説明されます。

不安なことがあれば、医師に質問や相談をして悩みがない状態で治療を受けられるようにしておきましょう。

鼻に脂肪溶解注射を打つ

カウンセリングで決定した内容をもとに、医師が必要な箇所に丁寧に薬剤を注射していきます。

注射ですので、大体15分程度の時間で完了します。

施術後は注射した部分を包帯で圧迫したりする必要もなく、ダウンタイムも短いです。

湘南美容クリニックTCB東京中央美容外科のように施術後からメイク可能なクリニックもあるため、施術後に予定がある人はメイクの可否などもカウンセリング時に質問しておくとよいでしょう。

施術後3日ほど様子を見ていれば効果が見られる

注射後に体調不良や痺れなどの異変がない場合は、そのまま帰宅できます。

脂肪溶解注射を打ってから大体2~3日で変化が現れはじめ、1週間後には効果が実感できます。

また人によっては副作用が出る可能性があるため、3日程度は様子を見ましょう

数日経過して大丈夫と思っても、それ以降に発現するケースがあります。

体調などで少しでも気になる症状がでたら、適宜クリニックに相談して適切な処置を受けてください。

術後経過をみて効果が現れるまで注射を繰り返す

術後の経過を見つつ、医師と相談しながら1週間程度空けて、3〜5回程度繰り返し注射を打ちます

部位によっても変わりますが、2~3回程度で効果が表れやすいです。

引用:ファイヤークリニック

ただし、脂肪の量や鼻の形状などが人それぞれ異なるため、必要な薬剤の量や回数は個人差が大きいです。

そのため何回くらい注射を打つ必要がありそうか、事前に確認しておくと費用面でも安心です。

また、注射をする間隔も個人差が考えられますが、多くのクリニックでは前回の注射から1週間程度の期間をあけます

何回でも注射可能ですが、注射間隔は最低1週間空けて下さい。

引用:東京美容外科

ときには2週間になる場合もありますので、術後経過を見つつ医師と相談して決めてください。

鼻の脂肪溶解注射(BNLS)におすすめのクリニック5選

鼻の脂肪溶解注射におすすめのクリニックを5つまとめました。

スクロールできます
ロゴ
クリニック名TCB東京中央美容外科湘南美容クリニックFIRE CLINICもとび美容外科
クリニック
東京美容外科
取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLS アルティメット
1cc
※10cc以上
1,980円
BNLS アルティメット
1cc
※10cc以上
1,980円
BNLS アルティメット
初回1cc
4,400円
BNLS アルティメット
1cc
4,378円
BNLS アルティメット
初回1cc
19,800円
取り扱っている
脂肪溶解注射②
BNLS アルティメット
1cc
※1〜9cc
3,030円
カベリン
初回1cc
4,400円
チンセラプラス
8㏄
49,800円
※鼻ではなく
頬・フェイスライン
・二重あごに対応
FatX
1cc
16,500円
※鼻ではなく
頬・あごに対応
施術できる箇所
※鼻限定で記載
眉間
鼻筋
鼻翼
鼻先
小鼻
無料カウンセリングありありありありあり
アフター
フォロー
保証・返金制度あり
トラブル時の
アフターケア無料
治療後の診察、
治療に伴う薬の処方が無料
保証制度
治療後のお悩みや
ダウンタイムにも
万全対応
気になることが
あれば対応
どのようなトラブル
であれ対応
クリニック
所在地
北海道:2院
東北:6院
東京:21院
関東:18院
中部:13院
関西:17院
中国・四国:6院
九州・沖縄:10院
北海道:2院
東北:3院
東京:41院
関東:27院
中部:15院
関西:17院
中国・四国:5院
九州・沖縄:10院
渋谷院
新宿院
銀座院
名古屋院
新宿院北海道:1院
東北:4院
東京:4院
関東:2院
中部:2院
関西:1院
中国:2院
九州・沖縄:5院
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

一番のおすすめはTCB東京中央美容外科です。

BNLSアルティメットは、10cc以上の注射であれば1cc1,980円で受けられます。

無料カウンセリングもあり、アフターフォローとして保証・返金制度もあります。

複数回通院するケースが多いため、TCB東京中央美容外科のように全国に展開しているクリニック数が多いと、自宅や職場から近い院を選びやすいでしょう。

保証もしっかりでBNLSアルティメットが1ccあたり1,980円のTCB東京中央美容外科

出典:TCB東京中央美容外科

TCB東京中央美容外科は、全国展開数が多く、自宅や職場から通いやすい院が見つかりやすいクリニックです。

BNLSアルティメットは、10cc以上の注射であれば1cc1,980円で受けられます。

アフターフォローも万全で、保証・返金制度もあるため、不安が大きい人も通いやすく、美容クリニックでの施術がはじめてで不安を抱えている人にもおすすめできます。

TCB東京中央美容外科で取り扱っている脂肪溶解注射と料金

取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLS アルティメット
1cc
※10cc以上
1,980円

公式サイトでもっと詳しく見る

TCB東京中央美容外科の基本情報

クリニック名TCB東京中央美容外科
無料カウンセリングあり
アフターフォロー保証・返金制度ありトラブル時のアフターケア無料
クリニック所在地北海道:2院
東北:6院
東京:21院
関東:18院
中部:13院
関西:17院
中国・四国:6院
九州・沖縄:10院

公式サイトはこちら

10cc以上ならBNLSアルティメットが1cc1,980円の湘南美容クリニック

出典:湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは、全国に複数院を展開しているクリニックです。

さまざまな美容施術を扱っており、脂肪溶解注射ではBNLSアルティメットを採用しています。

BNLSアルティメットを10cc以上打つ場合、1ccあたり1,980円

1〜9cc以下で打つ場合には、3,030円と料金が変わりますが、いずれも安い料金で受けられます。

施術費用がリーズナブルな点をはじめ、症例写真が豊富なことも魅力です。

湘南美容クリニックで取り扱っている脂肪溶解注射と料金

取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLS アルティメット
1cc
※10cc以上
1,980円
取り扱っている
脂肪溶解注射②
BNLS アルティメット
1cc
※1〜9cc
3,030円

公式サイトでもっと詳しく見る

湘南美容クリニックの基本情報

クリニック名湘南美容クリニック
無料カウンセリングあり
アフターフォロー治療後の診察、治療に伴う薬の処方が無料保証制度
クリニック所在地北海道:2院
東北:4院
東京:41院
関東:27院
中部:15院
関西:17院
中国・四国:5院
九州・沖縄:10院

公式サイトはこちら

初回価格でBNLSアルティメット1ccが4,400円のFIRE CLINIC

出典:FIRE CLINIC

FIRE CLINICは、脂肪溶解注射やHIFUなど、脂肪を減らす施術を専門としているクリニックです。

ダイエット薬、コーチング、施術の3つの医療の力を組み合わせてダイエットを成功に導いてくれます。

脂肪溶解注射は、BNLSアルティメットとカベリンの2種類。

初回価格が設定されており、いずれも1cc4,400円で施術できます

FIRE CLINICで取り扱っている脂肪溶解注射と料金

取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLS Ultimate
初回1cc
4,400円
取り扱っている
脂肪溶解注射②
カベリン
初回1cc
4,400円

公式サイトでもっと詳しく見る

FIRE CLINICの基本情報

クリニック名FIRE CLINIC
無料カウンセリングあり
アフターフォロー治療後のお悩みやダウンタイムにも万全対応
クリニック所在地渋谷院
新宿院
銀座院
名古屋院

公式サイトはこちら

鼻先や小鼻に打てるBNLSアルティメットが4,378円のもとび美容外科クリニック

出典:もとび美容外科クリニック

もとび美容外科クリニックは、BNLSアルティメットだけでなく、チンセラプラスも取り扱いがあるクリニックです。

ただし鼻に注射できるのはBNLSアルティメットだけで、チンセラプラスは鼻に対応しておらず、フェイスライン・二重顎・頬となるため注意してください。

鼻だけでなく頬のでっぱりが気になる場合などは、あわせて相談できます。

BNLSアルティメットが1cc4,378円ともともと安い料金に設定されているため、継続しても料金が変わらず通いやすいでしょう。

もとび美容外科クリニックで取り扱っている脂肪溶解注射と料金

取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLS アルティメット
1cc
4,378円
取り扱っている
脂肪溶解注射②
チンセラプラス
8㏄
49,800円
※鼻ではなく頬・フェイスライン・二重あごに対応

公式サイトでもっと詳しく見る

もとび美容外科クリニックの基本情報

クリニック名もとび美容外科クリニック
無料カウンセリングあり
アフターフォロー気になることがあれば対応
クリニック所在地新宿院

公式サイトはこちら

頬や顎に注射できるFatXも取り扱っている東京美容外科

出典:東京美容外科

東京美容外科は、安心して美容医療の治療を受けてもらうために、低価格クリニックとは異なる独自の基準をもって医師を採用・執刀させているクリニックです。

そのため、医師の技術力も必要になる脂肪溶解注射の料金は初回1cc19,800円と、他クリニックよりは高い点が特徴となっています。

しかしどのようなトラブルであっても、施術後に問題が発生した場合にはきちんと対応する保証もあり、安心して通えるでしょう。

なお、脂肪溶解成分がより多く入ったFatXの取り扱いもありますが、こちらは鼻には注射できず、頬・あごの対応となるため注意してください。

東京美容外科で取り扱っている脂肪溶解注射と料金

取り扱っている
脂肪溶解注射①
BNLSアルティメット
1cc初回
19,800円
取り扱っている
脂肪溶解注射②
FatX
1cc
16,500円
※鼻ではなく頬・あごに対応

公式サイトでもっと詳しく見る

東京美容外科の基本情報

クリニック名東京美容外科
無料カウンセリングあり
アフターフォローどのようなトラブルであれ対応
クリニック所在地北海道:1院
東北:4院
東京:4院
関東:2院
中部:2院
関西:1院
中国:2院
九州・沖縄:5院

公式サイトはこちら

鼻の脂肪溶解注射を検討している人からのよくある質問

鼻の脂肪溶解注射を検討している人からのよくある質問をピックアップしました。

事前に確認して、不安な点を解消しておきましょう。

施術にはどのくらいの時間がかかりますか?

打つ範囲にもよりますが、1回の施術は10分〜15分程度で終了します。

長い施術ではないため、予約がしっかり取れて予約した時間にきちんと施術してもらえるクリニックであれば、予定と予定の間に施術を受けることもできるでしょう。

鼻の脂肪溶解注射におすすめのクリニック施術時間を比較

クリニック名施術時間
湘南美容クリニック
FIRE CLINIC
もとび美容外科クリニック10分
TCB東京中央美容外科5〜10分
東京美容外科10~30分

施術時間が掲載されていないクリニックもありますが、多くのクリニックが通常10〜15分程度で施術できます。

なお施術後に、薬剤の種類によっては注射部分が腫れる場合もありますが、長期間のダウンタイムはありません。

薬剤の影響で腫れやすい脂肪溶解注射は、以下のとおりです。

施術後に腫れやすい脂肪溶解注射の種類

  • チンセラプラス
  • カベリン
  • FatX

デオキシコール酸の配合量が多い薬剤ほど、腫れが生じやすくなります

その分、脂肪溶解の効果も高くなりますが、ダウンタイムが長くなる可能性が高いため注意しましょう。

鼻の脂肪溶解注射はいつから効果が出ますか?

脂肪溶解注射に即効性はありません。

そのため注射を打ってからすぐに効果がみられることはないと考えておきましょう。

大体の場合、施術から3日経過したあたりから効果を実感できます。

個人差はありますが、3日後あたりから効果を実感いただけます。

引用:湘南美容クリニック

より即効性を高めたい人は、クリニックが提供している併用できる施術を受けることをおすすめします。

鼻の脂肪溶解注射は痛いですか?

鼻に注射するため、採血のようなチクっとする痛みがあります

痛みを我慢できない人のために麻酔を用意しているクリニックもありますが、多くの人が我慢できる程度の痛みといえるでしょう。

なお注射が終わったあとの痛みも少ないため、痛みに弱い方でも比較的施術を受けやすいです。

通院の必要性はありますか?

脂肪溶解注射を打った際に、副作用が現れても数日〜1週間程度で消失することがほとんどです。

多くのクリニックで通院の必要はないとしています。

しかし、副作用の症状が長引くようであれば、医師に相談してください。

脂肪溶解注射は何回必要ですか?

効果を実感するまでに、通常3〜5回の継続が目安となります。

1回の治療でも効果は期待できますが、十分な効果を出すには、3回程度をオススメしております。

引用:湘南美容クリニック

しかし、個人差があるため、それ以上になるケース、逆に少ない回数になる場合もあります。

脂肪がどの程度あるのかにもよるため、クリニックの無料カウンセリングで医師に相談するのがおすすめです。

施術できない人はいますか?

脂肪溶解注射を打てない人は、次のとおりです。

脂肪溶解注射を打てない人
  • 妊娠中や授乳中の人
  • 大豆アレルギーの人
  • くるみアレルギーの人
  • 筋肉が発達している人
  • 脂肪量が少ない人

上記において「4」「5」は、脂肪溶解注射を打てないわけではありませんが、期待しているような効果がでない人です。

鼻の脂肪を取るのは整形に含まれますか?

脂肪溶解注射などによって鼻の脂肪を取ることは、プチ整形と言えます。

クリニックのなかには整形の項目として紹介しているところもあり、YouTubeなどでもプチ整形として紹介されていることがあります。

脂肪を減らすことで、もとの見た目や形を変えてしまうことがあるという点で、一部整形に含まれるようです。

さとみ皮フ科クリニック院長紹介
田内里美 院長

名古屋市千種区川崎町にて、皮フ科・皮フ外科・美容皮フ科の診療を中心とする「さとみ皮フ科クリニック」の院長。

近隣の医療機関とも連携をとりながら、地域の人々に親しまれ、信頼されるクリニックを目指している。

院長経歴聖マリアンナ医科大学 卒業

三重大学皮膚科科学教室入局

三重大学医学部附属病院 皮膚科勤務

市立四日市病院 皮膚科勤務

名古屋市内の総合病院 皮膚科勤務

さとみ皮フ科開院
所属学会・資格日本皮膚科学会(日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医)

日本皮膚外科学会

日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医

日本美容皮膚科学会
クリニックHPさとみ皮フ科クリニック
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監修者紹介
中山博介医師

麻酔科の臨床医として日々業務し、非常勤として美容皮膚科やAGA治療でも勤務経験を持つ。

経歴東邦大学医学部卒業

国際医療福祉大学 三田病院 麻酔科勤務

済世会東部病院 麻酔科勤務
所属学会・資格日本麻酔科学会 認定医・専門医
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